SKF、Boralex社と共同開発した風力タービンダッシュボードが運転コスト削減を支援

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    2019 8月 29, 10:00 CEST

    SKFとBoralex社は、風力発電事業者向け新ソリューション「ウィンド・リライアビリティ・ダッシュボード」の共同開発を発表します。 状態監視システムやスペアパーツの生産状況など複数のデータソースを組み合わせることで、ウィンドファームの効率を最適化させると共に、信頼性とデフォルト予測を向上させることができます。

    2019年8月29日、スウェーデン、ヨーテボリ: SKFは、風力発電事業者が風力タービンを最適に運用するために、カナダ市場をけん引するフランス最大の独立系風力発電会社のBoralex社と連携して、新しいダッシュボードを開発しています。 また、このダッシュボードは、幅広い重要なソースから取得した状態監視システム、残存耐用年数および交換部品のリードタイムを含む詳細なデータに基づいており、事業者がコスト削減および長期的計画と意思決定を行う能力を向上することができます。

    ウィンド・リライアビリティ・ダッシュボードは、現在のSKF状態監視および予知保全ツールを進化させたものです。 SKFだけでなく他のCMS(状態監視システム)プロバイダーが提供する、各タービンのあらゆる回転機械データを収集し分析することで、既存の機能を拡張します。

    現在、ウィンド・リライアビリティ・ダッシュボードは、開発パートナーのBoralex社による現場試験が行われています。 Boralex社のCMSアナリスト、Jerôme Gardyn氏は次のように述べています。 「SKFのダッシュボードモデルの改良にあたり、機能的な要求の定義から装置のコア開発を通じて、実際の運転条件による試験などプロジェクトのあらゆる段階において、SKFのエンジニアと密接に連携してきました。」

    通常、以前検出した状態監視ケースに基づいて、コンポーネントの実際の追跡と残りのサービス寿命を記録します。 より優れたリスクマネジメントを行うことで、予知保全へと移行できる信頼できるコンポーネントライブラリーの作成が可能となります。

    またダッシュボードは、メンテナンスシステムやサプライチェーンから情報を収集し、例えば、交換部品のリードタイムと部品の残存耐用年数のマッチングを行うことができます。

    最終的に、最適な保守対策、コンポーネントのMTBF(平均故障間隔)および納期に重要な指標をCMMS(コンピュータ制御・保守管理システム)などの外部システムへ提供することが可能です。

    SKFの分析・デジタル化開発担当、Jonathan Dayは次のように説明しています。 「風力発電所のオペレータは、多くのタービンが保証の対象外になり、再生可能エネルギーの市場価格の上昇に伴い、窮地に立たされています。 そのため、運転コスト(OPEX)を削減し、営業利益率を守る方法を見い出すことが重要です。 これが、我々のウィンド・リライアビリティ・ダッシュボードの原動力となり、オペレータの事業効率向上を支援しています。 このダッシュボードによって、作業チームおよび管理チームが重要なタービンの保全と計画について、ずっと効果的に連絡を取り合うことができます。 また、データ駆動型の意思決定を有効にすることで、ドライブトレインの問題特定と予測を容易にし、スペアパーツの物流を管理し、リスクを軽減します。」

    SKFサプライチェーン 4.0、プロジェクトマネージャーのJan Levanderは次のように付け加えています。「在庫計画を確実にし、コスト全体を低減するために、サプライチェーン4.0理論を用いて、ダッシュボードにSKFサプライチェーン在庫情報へのダイレクトリンクを追加することができました。」

    最後に、Boralex社のオペレーショナルエクセレンス副部長のGiannino Martin氏が次のように述べています。 「ダッシュボードは、我々のビジネスにおける重要な要素を合理化するための、効果的で革新的な方法と見ています。 SKFとの連携により、新たに詳細なデータに接する機会となりました。これは信頼性と発電の予測を向上すると同時に、運転コストの削減によって、お客様へより良いサービスを提供できると確信しています。」

    内容についてのお問い合わせ:

    プレス向け広報: Sandy Reinholdsson, +46 31 337 1825; +46 724 57 18 25; sandy.reinholdsson@skf.com

    Aktiebolaget SKF

    (publ)

    SKFは軸受ビジネスにおいて、誰もが認めるリーダーであることを使命としています。 SKFは軸受、シール、潤滑、状態監視および保守サービスを含む、回転軸周辺のソリューションを提供します。 SKFは130カ国以上に拠点を配置し、世界中に約17,000の代理店を展開しています。 2018年度の年間売上高は857億1300万スウェーデンクローナ、従業員数は44,428人です。 www.skf.com

    ® SKFはSKFグループの登録商標です。

    Boralex社について。Boralex社は、カナダ、フランス、イギリス、アメリカにおいて、再生可能エネルギー発電施設の開発、建設、運営を行っています。 同社は、カナダ市場をけん引するフランス最大の独立系陸上風力発電会社で、風力、水力、火力、太陽光の4つの発電タイプにおける資産ベースの最適化において、確かな経験を持つことで知られています。 Boralex社は過去25年間で培った専門知識と多様化を活用し、持続的成長を確かなものにしています。 Boralex社の株および転換社債は、ティッカーシンボルBLXおよびBLX.DB.Aでトロント証券取引所に上場しています。

    https://france.boralex.com または www.sedar.com

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