スラスト玉軸受

SKFスラスト玉軸受は、単式または複式のスラスト玉軸受として製造されています。この軸受はアキシアル荷重のみを負荷するように設計されているため、絶対にラジアル荷重をかけないでください。
SKFスラスト玉軸受は分離型で、軸軌道盤、ハウジング軌道盤、保持器付き玉を別々に取り付けることができます。
軸軌道盤の内径には研磨処理が施されており、締まりばめが可能です。ハウジング軌道盤の内径は旋削加工されており、必ず軸軌道盤の穴より大きくなっています。

単式スラスト玉軸受

単式スラスト玉軸受
単式スラスト玉軸受
SKF単式スラスト玉軸受は、軸軌道盤、ハウジング軌道盤、保持器付き玉で構成されています(fig. 1)。 その名が示すとおり、単式スラスト玉軸受はアキシアル荷重を負荷しますが、軸を固定することができるのは一方向のみです。

複式スラスト玉軸受

複式スラスト玉軸受
複式スラスト玉軸受
SKF複式スラスト玉軸受は、1個の軸軌道盤、2個のハウジング軌道盤、2組の保持器付き玉で構成されています(fig. 2)。 複式スラスト玉軸受のハウジング軌道盤および保持器付き玉は、単式軸受用のものと同一です。複式スラスト玉軸受は両方向のアキシアル荷重を負荷し、軸を両方向に位置決めできます。

保持器

SKFスラスト玉軸受には、系列、寸法に応じて table 1に示す保持器が取り付けられています。
転がり軸受に一般的に使用される潤滑剤が、保持器の特性に悪影響を及ぼすことはありません。保持器の適合性に関する詳細は保持器 および 保持器の材料を参照してください。

調芯性ハウジング軌道盤付き軸受

軸とハウジング間の初期ミスアライメントを吸収するため、SKFはハウジング軌道盤のはめあい面が調芯形 (fig. 3)になっているスラスト軸受を単式・複式ともに提供しています。このタイプの軸受は、ハウジング軌道盤に隣接する調芯座金 (fig. 4 および fig. 5) 、または表面が調心形に加工された機械部品に隣接する調芯座金とともに使用することができます。
適合する調芯座金は別途ご注文ください。軸受の寸法に応じて、基本設計U 2、U 3、U 4のいずれかの後ろに、寸法を示す2桁の番号が続きます(例えば、軸受53320に適した調芯座金はU 320)。

基本情報

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