磁気軸受スピンドル

磁気軸受は、相反する磁力により回転部分と固定部を分離し、2面間の摩擦を無くします。

この磁気軸受によりスピンドルの5軸(前後径2方向【X、Y】と軸方向)を制御するのが磁気軸受スピンドルになります。

2面間には干渉する物がない為、ほぼ永久的な寿命となります。

さらに磁気軸受に供給する電流値を制御する事により、軸芯位置の制御、バランス・振動制御、更に剛性値の制御も可能になります。

磁気軸受スピンドルは最も優れた次世代のスピンドルと言えますが、加工精度と付帯設備等のバランスの点から未だ量産はできていません。

しかし、例えば軸受内部すきまを使って、加工物形状が異形(例えば楕円形状)のような場合ガイドでの制御ではなく、磁気軸受内部での制御だけで加工することも可能です。

さらに研磨スピンドルとして、砥石が磨耗した場合、スピンドルの角度を制御して補正する事もできます。

このような使い方は転がりスピンドル等にはなく、今後発展する可能性が有ります。

または、空気軸受と磁気軸受の組合せにより様々な動きを可能とするスピンドルも開発することができます。

特長

  • 超高精度を半永久的に維持
  • 摩擦が無いため、ほぼ永久的な寿命
  • 電流値を制御する事により、軸芯位置の制御、バランス・振動制御、更に剛性値の制御も可能
  • 無潤滑
  • クリーンで汚染ゼロ
  • 省エネ
  • 高い信頼性
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